住宅の防犯を最大化するには、玄関ドア本体の防犯性能も鍵(錠前)と同様に重要です。いくら優れた錠前を設置しても、ドア本体が弱ければ蹴破りやバール攻撃に耐えられません。CP認定(建物部品の防犯性能認定)を取得した防犯ドアは、バール・ドリル・サムターン回し等の標準的な攻撃手法への耐性試験に合格した製品です。ドアの厚みと鋼板の強度も防犯性能に直結します。一般的な鋼製ドアの板厚は0.5〜0.8mm程度ですが、防犯ドアは1.0mm以上の高強度スチールを使用しています。ガラス部分のあるドアはガラス破りに注意が必要で、防犯ガラスやワイヤー入りガラスを採用した製品を選びましょう。ドアの交換費用は20万〜50万円程度かかりますが、錠前交換との組み合わせで防犯レベルを飛躍的に向上させることができます。リフォームや建て替えのタイミングで防犯性能を考慮した玄関ドアに交換することを検討してみましょう。既存ドアへの錠前グレードアップは、ドア交換までの間の有効な暫定対策として位置づけましょう。